マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください

 午前11時過ぎ、スマホのLINEを確認したら、例の友人(自ら「お馬鹿ちゃん」と言っているので、以下「御馬鹿」と記す)から、掲載した写真付きでLINEが届いていた。

 「おはようパソコンが操作できない」

 送信時間を見ると、午前6時16分。5時間もほったらかしにしてしまったのか。

 わたしはスマホを四六時中いじっていることもなく、日常的にLINEでやり取りする人は通知音が鳴る設定にしていて、御馬鹿も鳴るようにしてるが、就寝中だったため気が付かなかった。

 御馬鹿に電話をすると出なかったので、
「パソコンは触らないで、わたしに電話をください」
 と、LINEを送ると、しばらくして電話がかかってきた。

「今朝のLINE見たよ。パソコン触ってないよね」
「うぉ、電源切ってしまったお」
「飲んでるのか」
「おう」
「ったく。13時から14時に行くよ」
「わるいね、お待ちしてまー」

 冒頭の写真の詐欺にあった場合、[Ctrl] [Alt] [Delete] キーを同時に押して、タスクマネージャーを開き、「Microsoft Edge」のタスクを終了すれば、大方解決できるので、七面倒くさいことはない。

 しかし、御馬鹿の場合、電話で、
「[Ctrl] [Alt] [Delete] キーを同時に押して」
 と、言っても、知らない言葉に聞こえて錯乱する。
「[Ctrl]キーがあるでしょ」
 と、言っても、御馬鹿の頭の中では、“コントロールキー”とカタカナになり、
「そんなキーないぞ」
 と、言ってきそうで、先に進まない。
 したがって、直接わたしが対処したほうが、精神的ストレスもなく、手っ取り早いのだ。


 車で御馬鹿んちに着くと、まず煙草で一服し、対処する前に、また同じ状況に陥った場合、御馬鹿でも対応できるように、メモを用意するように言った。

 すると、御馬鹿は、用紙とボールペンをわたしに渡したのだ。
「バカか! おまえがメモるんだよ。おれがメモってどうする💨」
「へはっ、俺、酔っ払っちゅるから、うまく書けるかな」
「書くんだよ。自分で書いておけば、もしまた詐欺画面が表示されても、メモ見ながら対応できるだろ」
「ふーん」
「大体だな、何でおれが毎度毎度、自分の車でおまえんちにきて、対応しなけりゃならないんだ。娘のパソコンがインターネットに繋がらないので見て欲しいと、お願いしてきた“N”はな、わざわざ車でおれんちまで迎えにきてくれて、帰りも送ってくれたんだぞ。おまえにはそういう気持ちがないのか!」
「“N”は、出来過ぎだな」
「ちがう! それが当たり前なんだ!」
「だってぇ、俺、ビール(500ml缶)飲んで酔っ払ってりゅから、車で行けないだろ」
「そういうことじゃない!!ゼエゼエ・・・。そのビール何本目だ」
「んー・・・、5本目」
「じゃぁ、あと1本で今日のノルマ達成だな」
「おう」
 腹立つ〰️、御馬鹿💢
 ちゃちゃっと対処して帰宅した。

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