
愛猫の話。先日、うちと同じサイベリアンを飼っている、一人暮らしの友人宅を、ペットキャリーに入れた斑を連れて妻と訪問した。
先月末に友人達と飲んだ時、この友人と愛猫話になり、友人はうちと同じく愛猫がいると外泊が厳しいことを話していた。
外泊時は、ペットホテルや訪問型ペットシッターを利用すればいいことなのだが、ペットホテルは2泊3日まで。3回利用したが、斑はペットホテルでは、1度も排便をしたことがなかったので気がかりだった。
昨年のイタリア旅行9日間(家を空けたのは6日)では、自宅訪問型ペットシッターを考えていたが、妻が知らない他人に家の鍵を渡し、自宅に入られることを拒んだので、妻のご友人にお願いして、日中毎日弊宅に来ていただき、斑の面倒をみてもらった。ご友人には毎日の斑の状況を紙に記録までしていただき、感謝しかなかった。

以降、外泊する時はご友人にお願いしているが、親しき仲にも礼儀あり。ご友人には自分の時間を割いていただいているので、日当(日数分)をお渡ししている。
ただ、ご友人がいつも日程調整ができるとは限らない。そこで、冒頭の友人に、
「外泊する時は、お互い愛猫を預からないか?」
と、持ちかけると、友人は、
「それ、いいね」
と、二つ返事で乗ってきて、
「あと、インコもいるんだけど……」
と、言うので、
「インコはいい」
と、断った。ま、そう言うわけにはいかないけどね。
斑3歳メス、友人の愛猫6歳メス。2匹共うち猫なので、人間年齢だと28歳と40歳になる。
友人宅は斑にとって、はじめての環境だ。玄関を上がり、二間続きのだだっ広い客間(和室)でペットキャリーの扉を開けても斑は出てくることはなく、中で蹲ったままだった。
わたしがペットキャリーから斑を出すと、斑は客間の周りを落ち着きなく匍匐前進しだし、玄関や他の部屋も探索し、仕舞いには開けっ放しだったトイレのタンクの下に隠れてしまった。妻が斑を抱いて出し、ペットキャリーに入れると、斑はそれっきり出てくることはなかった。
友人の愛猫は、人懐っこく、人間にはまったく警戒心がない。わたしと妻が玄関に入ると近づいてきたが、ペットキャリーの斑に気がつくと、誰? という感じで近寄ることをやめてしまった。
ペットキャリーを客間に置くと、友人の愛猫は、抜足差足でペットキャリーに近づくと、斑の様子を伺ったり、ペットキャリーから離れたりを繰り返していた。ふかして威嚇するようなことはなかった。
ペットキャリーから斑を出すと、友人の愛猫は、斑と一定の距離を置いて見ていたり、斑の後をついてきたりして、斑が玄関から廊下を抜けて他の部屋に行く時、友人の愛猫の顔の前を横切るものだから、友人の愛猫は驚いたのだろう。人間だって街中で顔の前を人が横切ったら不愉快だ。
友人の愛猫は、唸った後、ニャーと大きなひと鳴きを上げたが、斑はお構えなし。友人の愛猫を警戒することもなく、それよりも落ち着ける場所を探すのに必死だったように思えた。
友人の愛猫もしばらくすると客間と廊下を挟んだDKのテーブルの下で寛いでしまい、斑はペットキャリーから二度と出でこない。冒頭のAI生成したツーショットを望んでいたのに残念な顔合わせに終わった。
次は友人が愛猫を連れて弊宅に来る予定だったが、その前に『外泊時の愛猫対策会議』と称して、近々友人と飲むこととなった。


















