うなぎ三昧

 20代以上の老若男女(3,714人/1,300人)を対象にうなぎをテーマにアンケートを実施したところ、うなぎを食べる頻度は「半年に1回」が26.2〜38.6%と最も多く、次いで「2〜3ヶ月に1回」や「年に1回」という回答結果になった。また、うなぎが好きと回答した人は75.9%(男性82.3% 女性66.1%)〜90.8%で、年齢が高くなるほど、好きの割合が増えている。

 わたしもうなぎは好きだ。しかし、今も昔もうなぎは高い。日常食ではなく、特別なごちそうとして楽しむのが日本の食文化になっている。

 わたしは食べ物の好き嫌いはないが、ある面偏食家かもしれない。それは、牛肉が無性に食べたくなったら、朝に牛丼、昼に焼肉、夜はすき焼きでも、麺類が無性に食べたくなったら、朝にラーメン、昼にスパゲッティ、夜は蕎麦か饂飩でも、カレーが無性に食べたくなったら、朝昼晩カレーライスでもなんら問題なし。しばらくは食べたくないと思うまで存分に食べたいのだ。

 今回は、うなぎが無性に食べたくなった。とは言え、老舗店や名店へ行くと、松・竹・梅だったら松、特上・上・並だったら特上を注文するので、価格は4,000〜6,000円、それ以上になることもある。

 また、うなぎが出されるまで時間がかかるので、繋ぎとして肝焼きや鯉の洗いなど一品料理という名のオードブルとビール・日本酒も注文しちまったら、1万円前後の出費になってしまう。

 と言うことで、わたしは店先でうなぎの匂いもしなければ、職人もいない、冷凍うなぎパックを4〜5分湯煎して出来上がりのうなぎでいいやと、飲食チェーン店巡りをした。なお、『鰻の成瀬』は専用のスチームコンベクションオーブンで温めて焼き戻して提供。

<4月28日>
 なか卯(船橋前原東店)
 特盛うな丼:1,680円

<5月8日>
 吉野家(京成船橋店)
 鰻重(一枚盛):1,251円
 メニューの写真と比べて見劣りしすぎだ😑
 マクドナルドを真似たのかな?

<5月10日>
 自宅(CO-OP[愛知県産ニホンウナギ])
 うなぎ蒲焼(長焼き120g):2,840円

<5月14日>
 ガスト(幕張西店)
 うな重(うなぎ2倍):1,999円
 ※お吸い物・漬物付き
 うなぎってどんな味だっけ?
 と、考え込んでしまううなぎだった🤣

<5月15日>
 吉野家(船橋市場町店)
 鰻重(二枚盛):2,087円
 京成船橋店では納得できないフォルムだったので、船橋市場町店で仕切り直し。いい感じ。

<5月17日>
 すき家(幕張店)
 特うな丼:1,680円
 一昨年頃からうなぎが小さくなった。普段利用する3店舗は、いずれもしょぼかったので、今回は幕張店にした。まあいいかなって感じの大きさ。

<5月18日>
 鰻の成瀬(船橋店)
 松の上:2,900円
 ※お吸い物・ネギ・ワサビ・ガリ・柴漬け・追いダレ付き

鰻の成瀬(船橋店)の鰻重・松の上

わたしの評価

 鰻の成瀬(上)>>CO-OP>すき家>吉野家>なか卯>>>ガスト
 松屋のうな丼は例年初夏(6月頃)からの販売開始になる。


鰻の成瀬はおいしいと思う

 お店の料理の評価は、盛り付け・味・量・食材の質だけではない。お店の雰囲気やレイアウト、清潔感、接客、客層なども評価対象になる。そして、いちばんは料理の価格と満足度(コスパ)だ。わたしはコスパを鑑みると、鰻の成瀬はおいしいと思う。

 歯に衣着せぬ辛口批評のフードビジネスコンサルタント永田雅乙(永田ラッパ)氏もYouTubeで鰻の成瀬の鰻重(梅の上)を食べて、
「本当においしいですよ」
 と、山本社長に言っている。

 因みに、鰻の成瀬の店舗は直営店とフランチャイズ店がある。直営店は横浜1号店・六本木店など全国に10店舗。永田氏が食べたのは六本木店の鰻重(テイクアウト)になる。

鰻の成瀬がまずいと言われるようになった理由

 2023年、うなぎの過去最高の高騰の影響から、鰻の成瀬は2024年8月15日に価格を上げてメニューも改定した。

 画像の通り改定後は、特上・上・並に分かれ、更に松・竹・梅に細分され、お客は注文するにも多岐亡羊。なんじゃらほいだ。

 画像には分かりやすく、「海外養殖──」「国内養殖──」を加えたが、お店のメニューにはその記載がない。

 これでは、改定前の鰻重を食べた人は、改定後は並が以前の鰻重と勘違いし、改定後にはじめて食べるお客も並を注文したりして、ニホンウナギだと思って食べたら、おやおやだったのだろう。

 小骨があるという批判もあるが、老舗店・名店のうなぎでも小骨の1〜2本あることもある。わたしは老舗店で食べたうなぎの小骨が歯の裏側の歯茎に刺さり、どうにもこうにも指では取ることができず、帰宅後毛抜きで抜き取ったこともあった。

 フランチャイズは店舗で味がまちまちになる。鰻の成瀬の本部では、スチームコンベクションオーブンの使い方、鰻の焼き戻し、米の炊き方などをしっかり指導するのを怠ったようだ。このため、まずい店舗が発生した。

 一度まずいとレッテルを貼られ、ネット上で伝染病のように広がると、自然と客足は遠のく。雪崩を打つように閉店ラッシュとなったのだ。最盛期は約400店舗あったが、現在は約270店舗になった。


 昨日は、12時10分に鰻の成瀬(船橋店)に入店した。食べログ評価では4.0が付くフランチャイズ店だ。

 しかし、昼時だと言うのにお客は誰もいなかった。改定前に来た時は、店内は賑わっていたのに。

 静まり返る店内。すると厨房から女性が現れ、
「いらっしゃいませ、お好きな席にどうぞ」
 と、言われ、わたしは2人用のテーブルに着いた。

 船橋店の席数はテーブルとカウンターを合わせて14席。改定前は女性ふたり(接客と厨房)だったが、昨日は女性ひとりだった。

 メニューを見ると、あれ? 見やすくなってる。松・竹・梅それぞれ、特上が国内養殖ニホンウナギ、上が海外養殖ニホンウナギ、並が海外養殖アメリカウナギになる。

 わたしは松の上を注文した。
 7分後、鰻重着卓。
 いただきます。

 鰻重を3/4食べた頃、ひとりの男性客が入店した。彼はわたしと同じ松の上を注文した。

 鰻重を食べ終わる頃、二人目の男性客が入店した。彼は梅の上を注文した。

 鰻重を食べ終わると、三人目の男性客が入店した。わたしの会計が先だったので彼が何を注文したのか分からなかった。

 会計を済ませ、12時33分退店。あーおいしかった。でも、も少し何か食べたい。富士そば(船橋店)でコロッケそば(590円)を食べて帰宅した。

富士そば(船橋店)のコロッケそば(590円)
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