ラーメン1杯1,000円時代

 ちょっと前までは、“1,000円の壁”と言われたラーメン価格。先日友人に奢ってもらった、「かいざんラーメン」は税込1,150円。『京都北白川ラーメン魁力屋 船橋成田街道店』で食べた、「京都背脂醤油ラーメン(大)」も税込1,023円1。いずれも1,000円超えだ。

京都背脂醤油ラーメン(大)

 買い物で980円と1,000円。3,980円と4,000円。高々20円の差なのに、心理的に前者は安く、後者は高く感じてしまう。

 この心理と同じように2024年、ラーメンの材料費と人件費が高騰していたのに、“1,000円の壁”が立ちはだかり、店は客離れを危惧してラーメン価格を3桁から4桁にできず、ラーメン店倒産件数が過去最多になったそうだ。

1,000円は高いのか?

 わたしが社会人になった、1984年の都内のラーメン価格は400〜500円と記憶する。当時の大卒初任給の平均は13万5,800円2。ラーメン1杯の支出率は約0.003〜0.004だ。

 2025年の大卒初任給の平均は25万1,000円3。上記支出率を掛けると、ラーメン1杯の支出額は753〜1,004円。したがって、現在のラーメン価格帯は強ち高いともいえない。

 ただ、長年ワンコインとか硬貨で支払っていた。今は1,000円札で精算してもおつりがないばかりか、硬貨も加えないとならないこともあり、支払いが硬貨から紙幣になったことで、心理的に高く感じるのだろう。いっそのこと1,000円流通硬貨を作っちまえば、高く感じないかも。

 なお、電子マネーで支払うとまったく気にならないが、後で残高を確認して「なんでこんなに減ってんだ」ってことはある。

中華料理店・ラーメン店のラーメン価格(税込)投稿時現在

  • 日高屋:中華そば(420円)
  • 幸楽苑:中華そば(490円)
  • 松軒中華食堂(松屋フーズ):醤油・塩ラーメン(680円)
  • 丸源ラーメン:熟成醤油ラーメン(690円)
  • バーミヤン:バーミヤンラーメン(714円)
  • 餃子の王将:餃子の王将ラーメン(748円)
  • 北習志野大勝軒(永福町系):ラーメン(850円)
  • リンガーハット:長崎ちゃんぽん(860円)
  • かいざん:ラーメン(900円)
  • 天下一品:あっさり(920円〜)
  • 魁力屋:京都背脂醤油ラーメン(並)
    Aパターン店舗(869円)
    Bパターン店舗(935円)
  • 永福町大勝軒:ラーメン(1,180円)
  • 銀座アスター:アスター麺(2,860円+260円[サービス料10%])
  1. Aパターン店舗 ↩︎
  2. 厚労省年次統計 ↩︎
  3. 厚労省職安労働市場センター業務室 ↩︎
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