
牛乳の話。23、4歳頃から牛乳を飲んで、2〜3時間経つと腹痛はないが腹を下すようになり、年々経過時間も短くなり酷くなった。したがって、牛乳に代わる飲み物として豆乳を摂るようになったが、無性に牛乳が飲みたくなる時もあり、しかし、飲めばお約束通りの悲劇が待っていたので、牛乳は休日に自宅でまったりしている時に飲むようになっていた。
子供の頃の朝食はパン食で毎朝牛乳を飲み、昼食は幼稚園は弁当だったが、牛乳だけは出されて飲み、小中の給食でも牛乳は飲み、喉が渇いて牛乳を飲むこともあったが、腹を下すことはなかった。
高校時代は弁当、音楽短大時代は学食、社会人になると社食や近場の飲食店で取り、牛乳を飲むことが減っていたが、それだけで腹を下すようになったでは、おかしな話だ。
原因は乳糖不耐症だった
ラクターゼ(Lactase)という酵素が、小腸内で牛乳や乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を、ブドウ糖とガラクトース(Galactose)に分解するが、ラクターゼは離乳後は年々不足していくそうだ。したがって、わたしの小腸は乳糖を分解できず腹を下していたのだ。
牛乳以外の乳製品(プリン、ヨーグルト、ソフトクリーム、バニラアイスなど)では、エッセルスーパーカップ超バニラだけはNGだった。
ところが、ここ数年牛乳を飲んでも腹を下すことが減っていき、今では腹を下すことがほぼなくなった。以前は超特急でシャーだったのに。
考えられることは、乳製品を摂ることが多くなったからだろう。
妻は酒好きが昂じて唎酒師の資格を持っているが、ワイン好きでもあり、ワインセラーも持っている。
「20年前にうん万円で購入したワインの値が3倍になった。売っちまおうか、アハハハハ」
と、高笑いして、今も飲まずにワインセラーで眠っているワインもあるほどだ。
そんな妻なので、夕食がワインに合わせて、百貨店や専門店で購入したチーズ(モッツァレラ、カマンベール、ゴルゴンゾーラ、ゴーダ、チェダー、エメンタールなど1)、生ハム(プロシュート、パンチェッタ、ハモン・セラーノなど)、パン(バタール・バケット)、生サラダ、クラッカー、オリーブ、ピクルス、妻の手作りジャムと鶏料理になることがある。
朝食のパン食でも、目玉焼きまたはスクランブルエッグ、ベーコンかハムかソーセージの他に、必ず6Pチーズやスライスチーズが出され、ヨーグルトも出ることもある。また、プリンやバニラアイスを食べることも多くなった。
乳糖不耐症が完治することはなく、小腸で酵素が劇的に増えることも難しいようだが、わたしが乳製品を摂ることが多くなったことで、小腸の乳糖への耐性が向上したようだ。
正月に義兄姉夫婦の家に行った時、冷蔵庫の中には牛乳1000mlの紙パックが何本も入っていた。長男と3人暮らしなのに、そんなに牛乳を飲むのかと思っていたら、義兄は水代わりに牛乳を飲んでいると話し、腹を下したことはないと言っていた。生前の義父母も毎日欠かさず牛乳を飲んでいたが、義兄と同様だった。毎日牛乳を飲む人は、乳糖への耐性力が強い。
成人で乳糖不耐症になる割合
- 日本人:20〜30%
- アジア全体:80〜100%
- 北欧系:5%
- 欧米全体:10%未満
- 南米系:60〜100%
常日頃、乳製品をバカスカ摂っている欧米系は乳糖不耐症が少ない。伝統的な和食には乳糖は含まれていないが、アジア全体に比べ日本人の割合が低いのは、それだけ乳製品の摂取が増えたからだろう。

- ハードチーズ、スライスチーズには、乳糖はほとんど含まれていない。 ↩︎
















