
20代の頃、愛想良くしていると「A型?」と聞かれ、面白いことを話すと「B型?」と聞かれ、「O型」と答えると「そうなんだぁ・・・」とフェードアウトされたことが何度かあった。「AB型?」と聞かれたことは一度もない。
さて、科学では “あること” は証明できるが、“ないこと” は必ずしも証明できるとは限らないそうだ。科学者は証明できない場合、「科学的根拠がない」もしくは「神のみぞ知る」と言う。
同じように著名人が、「血液型と性格の関係は科学的根拠がない」と言うと、鵜呑みにしそうだが、“あること” が証明されてないから「根拠がない」と言っているまでで、“ないこと” も証明されていない。よって、現時点では血液型と性格の関係は仮説域を超えていない。
ソースがなくて申し訳ないが、昭和の時代、とある大学の教授が学生たちの協力のもと、血液型別で性格の違いがあるか実験をした。
血液型別に学生10名ずつ4つのテーブルに分けて、テーマを与えて議論をしてもらい、制限時間内に意見をまとめることを指示した。
すると、学生を替えて3回実施しても、結果はみな同じだったそうだ。
- A型テーブル
制限時間きっちりに意見をまとめ終えた - B型テーブル
制限時間を多少超過したが意見をまとめ終えた - O型テーブル
制限時間前に意見をまとめ終えて雑談をしだした - AB型テーブル
制限時間を超過しても意見がまとまらなかった
自分と同じ血液型の結果をみて、そうかもしれないと思われた人もいるのではないだろうか。わたしは、「うん、O型はそうだろうな」と思ったし、A型、B型テーブルも定石通りと思った。
私見
実験結果を大別すると、意見をまとめて終了したA型、B型、O型テーブルと意見がまとまらず終了したAB型テーブルに分類できる。
AB型は意見をまとめることができないのか? そうではない。ではなんでだろう。それは、他の血液型と比べてAB型は “自己主張” が強いのだ。他人の意見は尊重しても自分の主張は少しも曲げたくない。侃侃諤諤と議論したことだろう。
加えて、AB型は全会一致を求める傾向が強いので、“決断” を迫られると “果断” できず二の足を踏む。つまるところ、自己主張が強いのに、“みんなの意見が合致しなけりゃ、まとめることができないじゃないか” なのだ。よって、AB型テーブルは意見がまとまらず終了した。
わたしは、自分の主張が当たらずといえども遠からずだったら、「それでもいいっか」ですね。こっちが「白」と主張しても、相手が「黒だ!」と、一歩も譲らず平行線のままだったら、「間を取って鼠色ではいかがでしょうか」てな具合に。故にO型テーブルはさっさと意見がまとまり雑談しだしたのだと思う。AB型は鼠色は許さないのだ。
なお、実験に参加したのは社会経験のない学生たちだ。社会人になれば忖度しなければならない時もあるので、AB型テーブルも渋々意見をまとめ終えたことだろう。
家族全員が同じ血液型だったり、他人同士3〜4人で集まったらみな同じ血液型だったなんてこともあると思う。わたしも過去に家族全員がO型という技術者と仕事をしたことがあったが、彼は、
「うちは5人家族で全員がO型ですよ。もうなにか決めるにも、みんなが、あーでもないこーでもないってガヤガヤゴチャゴチャ言い出して収拾がつかなくなりますよ。ハハハ」
と、ぼやいていた。件の実験のO型テーブルの結果とは真逆だ。身内と他人で違いがあるのかな。
まあ、実際には実験のように同じ血液型の集団で行動したり仕事をすることはまずないので、参考程度に留めておくのがいいだろう。
さて、わたしとしては、血液型と性格を結びつけたステレオタイプと言われようが、血液型別に気質の違いを感じる時がある。特にO型は、初対面でも話をしているうちになんとなく同じニオイを感じることがあり、性別に関係なく相手がO型であることを見抜くことがある。
しかし、血液型に良し悪し云々も偏見も持っていない。血液型に関係なく、恩を感じている人・お世話になった人もいればイヤな奴もいるのが事実だ。
だったら血液型と性格は関係ないだろと言われればそれまでだが、血液型は細胞であり遺伝子だ。
例えば、遺伝子の影響を受ける脳波。過去のバラエティ番組の実験だが、
「木の下の畑に獣の足跡が残され、少年がそれを見て泣いている」
という絵を見せて脳波を調べるとは血液型で脳の使い方が異なった。
- A型は即座に左脳が働き、足跡を数えるなど論理的に解釈しようとする
- B型は右脳が働き、泣き顔に注目したり背景の緑が印象に残ったり情緒的に捉える
- O型はまず左脳、続いて右脳の順で交互に働く
- AB型は右脳と左脳が同時に働き、頭脳をフル回転させる
※左脳:結論、状況、理由など論理的な事を考える脳
※右脳:芸術的な事を考える脳
※同時:勉強しながら音楽も聴ける
また、血液型と病気も、
- 胃がんになりにくいのはO型
- 胃がんになるリスクが高いのはA型
- 大腸がんになるリスクが高いのはB型・AB型
- 膵臓がんになりにくいのはO型
- 乳がん(女性)になるリスクが高いのはA型
- 心筋梗塞の発症リスクが低いのはO型
- 糖尿病になりにくいのはO型
(わたし糖尿病です) - 糖尿病になるリスクが高いのはB型
- 認知症になりにくいのはO型
(最近物忘れ多いっす) - 認知症になるリスクが高いのはAB型
- ノロウイルスに感染しにくいのはO型
(ノロに罹ったことあります) - ストレルに強いのはO型
(円形脱毛症を発症したことあります) - ストレルを感じやすのはA型
- 100歳以上長生きする確率が高いのはB型
- 貧血になりにくいのはB型・AB型
と、研究報告されている(全て他の血液型と比較した場合)。
このような違いがあるのだから、仮説域であろうが関係性だけが無いとは言い切れないと思う。なお、単に血液型だけで性格や相性、好き嫌いを決めるのは短絡的だ。血液型ハラスメントにもなりうるし、狭量になるだけなのでやめたほうがいい。

















