わたしの知らない34年ぶりに自宅車庫の改修をした。シャッターを閉める時はガラガラガラとすんなり下りるのに、開ける時はもう10年前から重かった。なんでこんなに重いんだ。時々シャッターチェーンにKURE 5-56を吹きかけて、気休め程度に開けるのを軽くしていた。
6年前、旧隣家が自宅を売り更地になった。すると、旧隣家の物置と自宅車庫は境界線一杯の隣り合わせの場所にあり間隔も狭かったので、日が当たらず通気も悪く湿気も多く結露もできたのだろう、錆びだらけの車庫の側面が露呈し、更地には白璧の戸建てが2棟建てられたが、車庫の側面が再び隠されることはなかった。
正直、”恥っ” だった。虎杖悠仁と血塗に見られたくない背中を見られた壊相の気持ちだ。それに新しい隣人に申し訳ないと思った。隣人にしてみれば、職場にフケだらけで汚らしい服を着た社員がいつも隣にいるような不快感を持っていたのではないだろうか。
とは言ったものの、車庫の全取っ替えは調べてみたが結構費用がかかる。隣人には目をつぶって諦めていただくしかないと思っていた。
ところが、5年前に大型台風があった時、車庫のトタン屋根の中央の一部が剥落して義父が屋根に乗って修繕したが、トタンを張る順番を間違えたため、3年ほど前から雨が降るたんびに雨漏りをして、大雨になると車のルーフはびしょびしょになった。
義父のような技量もなければ、DIYも不得手なわたしは、屋根に乗って修繕するなんて気持ちは毛頭なく、内側からあんちょこに修繕してみたものの雨漏りがおさまることはなかった。
また、2年前からはシャッターを開けるのがますます重くなり、ここ1年は腰をしっかり落として持ち上げないとギックリ腰になると思うほどシビアな重労働になった。
加えて、シャッターケースもガタつきが増し、錆びも目立つようになり、そのうち開け閉めしている時にシャッターケースが落ちるのではないかと危惧しだし、このまま放置することも、騙し騙し使うこともやばくねと感じ、いつもの建築会社の大工さんに車庫の全取っ替えの見積もりを依頼したら、費用は予想していたとおり両手だった。
Ψ(`◇´)Ψ
きびしいーっ=3
すると、大工さんから全取っ替えしない改修も提案された。
- シャッターの一式交換(手動式)
- 車庫の骨組みの鉄骨はしっかりしていて、傷みも少ないので補修と補強にする
- トタンは隣家側と屋根の2面を張り替える
- 錆びがほとんど無い庭側2面のトタンはペンキ補修にする(別日程)
費用は全取っ替えの6割強になり、改修中は隣家の境界塀の鉄柵を外さなければならなかったので、隣人には事前にお話してご了承を得た。
先週月曜日に改修がはじまり、うちの車は完了まで建築会社が借りている、砂利敷きの青空駐車場に移動した。
改修4日目、車で出かけるため駐車場に行くと、前日に一時小雪が降ったので、窓ガラスの前後左右もボディも足並みを揃えて、うっすらと雨染みと埃が着いていた。
そして、今週月曜日午前にペンキ補修を除き改修が完了したので、午後に駐車場に行くと車には更に埃が付着していて、それらを見ているうちに改めて車庫のありがたさを感じた。
新しいシャッター、快適ですね。片手でひょいだ。ガラガラガラ? いえいえシャーですよ、シャーー! 開け閉めしているだけで楽しい。近所迷惑だからやめなさい。

















