あ、

 「チ。」というTVアニメがあるのだから、「あ、」というタイトルでも構わないだろう。

 さて、妻は電話で話し出す前に「あ、」を言うことが多い。

妻:あ、藤泉庵ですぅ。いつもお世話になっていますぅ
相:(お世話になっています)
妻:あ、Aさんお願いしたいのですが
相:(少々お待ちください)
妻:はーい
A:(ハ〜ヒフ〜ヘホ〜!)
妻:あ、藤泉庵ですぅ。お世話になっていますぅ。
─なんか話してる─
妻:あ、仕事のスケジュールについて・・・
─なんか話してる─
妻:あ、それでお願いしますぅ。あ、それから・・・
─なんか話してる─
妻:あ、了解しました〜 失礼しますぅ

 恐らく妻は話し始めの拍子付けとして無意識に「あ、」と言っているのだろう。こちらとしては、なんでそんなに驚きながら電話をするんだと思ってしまう。誰かいたら、「あ、」を何回言うか賭けもしたくなる。

 「あ、」「えー」「えっと〜」は、相手をイラッとさせることがあるようだ。「はい」がいいだろう。

自:はい、藤泉庵です。いつもお世話になっております
相:お世話になっております
自:はい、×××さんお願いしたのですが
相:×××は外出中で15時に帰社予定です
自:はい、そうしましたら15時頃にこちらからまたお電話を差し上げます。失礼します

 と、何様気取りの偉そうなことを語ってしまいましたが、先日朝にゴミ出しに行ったら、近所の人に遭い、
「あ、おはようございます」
 と、無意識に口に出ちまった。誰彼なく感化されやすいわたしだ。

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