開閉式ドーム型猫トイレ、ゲット!

 猫トイレの話。猫の習性で排泄物には必ず猫砂をかける。自分の臭いを隠して外敵から身を守るための野生の本能の名残だそうだ。

 斑も当然この行為をするが、これが酷い。過去に飼った猫たちは、猫砂をトイレの外へ散らかすことはほとんどなかったのに、斑は前脚で猫砂をふたかきみかきして臭いを嗅いでは、また猫砂をかけるを念入りに何度も何度も繰り返す。小はまだしも大になると、いつもてんこ盛りの小山になり、トイレの外にも大量の猫砂を撒き散らすのだ。わたしと妻はおまえの外敵なのか?

 斑をお迎えした時、オプションで猫トイレも購入したが、通常より一回り小さな大きさだった。ひょっとしたらトイレが小さいから猫砂が外に出てしまうのではないのかと思い、また斑が成猫になればトイレが窮屈になるだろうと考え、ひと回り大きい猫トイレを買おうと妻に進言すると、排泄はちゃんとトイレでしているから買う必要はないと却下された。

 しかし、毎回トイレの外に猫砂を散らかされるのは閉口する。わたしは妻に内緒でひと回り大きい猫トイレを購入したら、当然妻から、
「なんで、そんな勿体無いことをするんや💢」
 と、烈火の如く、怒られました。

 ほんとうは、ドーム型の猫トイレを買いたかったのだが、もしそんなことをしていたら、わたしは紅蓮の炎と化した妻に飲み込まれていたことでしょう。

 さて、ひと回り大きい猫トイレを買った結果、効果なし😭 大きくなった分、斑の後処理空間が増したようで、以前より散乱が酷いように思える。

 仕方なく、わたしは箱買いしている飲料水の段ボールを斑がストレスを感じないであろう高さに切ってトイレの囲いを作りましたよ。でもね、それでもトイレの外に猫砂を散らかすこともあれば、段ボールは汚れますからね、定期的に新しい段ボールで囲いを作って交換しなければならないのだ。あゝドーム型猫トイレが欲しい。


 そんな斑の後始末に日々苦慮している日中、妻と徒歩で買い物に行く途中で、近所の家族が愛犬と庭でくつろいでいるのが見えた。お互いに「こんにちは」と挨拶をして通り過ぎると、ご主人が、
「すみませーん」
 と、言って小走りでわたしたちの後を追ってきたのだ。
 何かな? と、立ち止まると、
「家に以前飼っていた猫の、ほとんど使ってないドーム型猫トイレがあるんですが使いますか?」
 と、聞いてきたのだ。

 既に妻とご主人とは、何度か立ち話をしたこともあり、その時妻が猫を飼っていることを話していたようだ。ご主人の家で飼っていた猫は、公園にいた子猫を飼うことになり、飼い始めたらすぐに逃げ出してしまい、子供と探しまくると一度は発見したが、逃げられてしまい、その後は見つけることができず諦めたことを話してくれた。つまり、譲ってくれるドーム型猫トイレは新古品なのだ。

 わたしも妻も二つ返事で、
「使います!」
 と、この時ばかりは息の合ったハモった返事をした。そして、ご主人に連れられてご自宅玄関まで行くと、ご主人は家の中からドーム型猫トイレを持ってきたが、
「埃も被って汚れてるので、洗ってからお渡しします」
 と、言ってきたので、それはこちらでやりますと返すと、
「なんかヘンな毛もあるので、洗ってからお渡ししますね」
 と、笑いながら返してきた。
 ヘンな毛ってなんだ? ま、いっか。

 そして、買い物を済ませ自宅に帰る道すがら、ご主人宅前で写真の開閉式ドーム型猫トイレを頂戴すると、ご主人は、
「よろしかったら、これもどうぞ」
 と、未使用のトイレで流せる猫砂6kg2袋も渡してくれて、加えてもうひとつの猫トイレもお譲りすると言われ、それはいりませんとも言えず、我が家の猫トイレは一気に4つになった😆 さび猫斑、おまえはやっぱり幸運を呼ぶ猫なのか?

 さて、早速頂戴したドーム型猫トイレに変えると、斑は戸惑うことなく使い始めたが、2回目の小の時は出入口に向かって猫砂をかき出しましたよ。

 まだらー!
 もう、笑うしかない。

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