
先月中旬、14年ぶりに子猫をお迎えした。
猫種はサイベリアン(Siberia[シベリア]→ Siberian[サイベリアン])。別名サイベリアン・フォレスト・キャット(シベリアの森林の猫)。
メインクーン、ノルウェージャン・フォレスト・キャット、ラグドール、ベンガルなどと同じ大型猫になり、雄の成猫体重は10kgを超えることもある。
性別は雌。被毛はトーティーシェル。和名では「錆び猫・べっ甲猫」。口汚く「雑巾猫」と言われることもあるが、錆び猫は幸運を運んでくれる言い伝えがあるようだ。宝くじ当たりますよーに。
今年7月30日愛知県で生まれ、5ヶ月目を終えようとしている現在体重は2.65kg。サイベリアンの月齢平均体重を上回っているが、両親は共に2歳で雄親4.5kg(被毛レッドタビー)、雌親3.5kg(被毛ブラウンパッチドタビー)とサイベリアンにしては小さいほうなので、この子も大柄にはならないかな。大型猫の名の通り子猫を大きく育てたいのなら予め両親の体重は把握しておくのがいいでしょう。
わたしと相反して妻は猫を飼うことに消極的だったが、それでも一緒に買い物に行くと必ずペットショップを覗いては、
「この子猫かわいいね、飼ってみる?」
「あかん」
を繰り返しているうちに、妻が段々と猫を飼ってもいいかなぁという気持ちに傾向しているのはなんとなく感じていた。
そして先月、いつものペットショップに寄ると、妻の様子が違ったのだ。毎回ケージに入れられた子猫子犬たちをさらっと見ては、わたしを置き去りにして先にショップを出るのに、この時は1匹の子猫のケージの前で微動だにせず佇んでいた。そして、その場を離れたと思ったら、帰り際にまたその子猫のケージの前に行き釘付けになっていたのだ。
おやおや? これは脈ありかな。妻に近寄り、
「抱かせてもらう?」
と、聞くと、
「ん・・・うん・・・」
と、気のない返事をしたが、「うん」と、肯定したことには間違いない。
わたしはすかさず近くの店員さんに向かって早く来てと言わんばかりに大きく手を振りながら、
「すみませーん」
と呼び、子猫を抱かせて貰うことにした。
生後106日目で体重は1.61kgだった。わたしたちの腕組みした中にすっぽり収まるサイズで喉をゴロゴロと鳴らしていた。店員さん早速、
「この子は人見知りせず、人懐っこい子です」
と、セールストーク。子猫はわたしの腕の中で大人しくしていたが、そのうち甘噛みされたりして、腕の外に出ようとしだしたので、抱かれるのは好きではないのかな。でも、愛らしい。
ほんとうは猫を飼うのなら威風堂々としたメインクーンを予定していた。しかし、飼ってもいいよと妻の承諾が取れそうな今この時が千載一遇のチャンスだ。この機を逃してはいけないと神様のお告げなのだ。
「この子にしよう、ね、ね」
と、妻に詰め寄るとなんとか承諾してくれた。妻もこの子猫なら飼ってもいいかなぁと思ったのかもしれない。つまるところ妻のシックスセンスがこの子猫のフィーリングと共鳴したのだろう。ただ残念だったのは、この子が体調不良だったため病院で体調が良くなるまで預けることになり、この日は仮契約をして帰宅した。
「猫の名前は何にする?」
と、妻に聞くと、
「斑」
と、即答した。
ま・だ・ら?😳
わたしは過去に3匹猫を飼ったことがあり、はじめての子猫(ヒマラヤン雌 成猫時6kg。雄親は10kgありましたよ)の名前が「華(はな)」。次の子猫(シャム猫と和猫のミックス雌 成猫時5kg)が2代目「華」だったので、この子猫は3代目「華」にしようと決めていたのだ。しかし、漸く妻も承諾してくれて仮契約までたどり着いた手前 ”華推し” ができなかった。
因みにもう1匹は2代目「華」を飼っていた時、真冬の自宅の軒下で鳴いていた子猫(トラ猫 雌)を飼うことになり「美恵(みけ)」と名付けたがこの子猫は器量がよかった。半年後、猫が飼いたいという人にお譲りしたけどね。
斑かぁ・・・。もっと可愛らしい名前にならないものかね。イマハチ納得できなかったので斑名阻止を試みることにした。
「ロシアの猫だから、露助ってどう?」
「ほんまにそれでええんか?」
「ウソです😅 キャサリーンは?」
「・・・」
「ヴァレンティーナは?」
「・・・」
「クリスティーナは?」
「・・・」
「マリアは?」
と、矢継ぎ早に適当に名前を挙げていると、妻は呆れて、
「だったら、あなた、野良猫見ると『ニャン吉~』って呼んでいるからニャン吉にすれば?」
と、返してきた。
(;¬_¬)
「本当に斑にするの?」
「斑や」
「どうしても?」
「斑以外考えられへん」
「なんで?」
「まだら模様だから」
Ψ(`◇´)Ψ
と、まぁこんな具合で子猫の名前は妻の希望通り「斑」になりましたよ。
┐(´ヘ`)┌
仮契約から5日後、体調が良くなった斑の本契約を済ませお迎えした。
それから6日後、1回目の3種混合ワクチン接種と健診で動物病院へ行き、ペットを連れた飼い主たちと同じく、斑と待合室で順番待ちしていると、診察室の扉が開き男性獣医師が、
「まだらちゃーん、まだらちゃーん」
と、呼ぶではないか。
∑( ̄ロ ̄;)!
受診するのは斑なので間違ってはいないが、「藤泉庵さーん」でいいじゃないか。小っ恥ずかしい。
2回目の3種混合ワクチン接種と健診の時は違う男性獣医師で、
「藤泉庵さーん」
と、呼ばれた。そうそうそれでいいのだ。
よく食べ、よく出し、よく寝て、よく遊ぶ。上げ膳据え膳、何から何まで至れり尽くせりの斑。わたしも飼い猫になりたい。
それでは 皆さまにおかれまして 健やかな新年をお迎えになられることをお祈り申し上げます
令和5年 大晦日

















