宅配ピザ

　一昨日、所用のため車で外出した帰り、助手席の妻に昼食は何にするか聞くと、
「ピザが食べたい。ドミノ・ピザは持ち帰りだと半額だよ」
　と言ったので、ドミノ・ピザに寄ることにした。

　わたしはRサイズ2種類でいいかなぁと思っていたが、妻は3種類は食べたかったようで、またクラフト（生地）もハンドトス（レギュラークラフト）、パンピザ、ウルトラクリスピークラフトの3種類から選ぶことができ、妻は薄くてサクサクしたクラフトが好みだったので、ハンドトスのピザ3種類にウルトラクリスピークラフトのピザ1種類も加えたMサイズ4種類を買って帰宅した。

　Mサイズとは言えテーブルに4種類並べるとなかなか豪勢ではないか。ワイン飲み飲みいただいたが、ふたりで3枚と2ピース食べたところで腹一杯。残った各種6ピースは小腹が空いた時にチンして食べることにした。

　さて、今回の支払額は5,480円。Mサイズ3種類だったとしてもひとり2,000円強の昼食だ。デリバリだったら倍の金額だ。宅配ピザ大手3社のピザの価格はほぼ横並び。海外と比較すると、その国の物価や平均所得を鑑みなければならないが、それでも日本は高いと思う。日本人にとって、ピザは特別な食べ物なのだろうか。それとも1人当たりの年間ピザ消費量が海外と比べて少ないため高いのかな。

　店舗の賃料・設備費・水道光熱費・材料費・人件費等を考えればその価格でないとやってけないよと言われるのであれば、それは店側の都合であり、客側のわたしには関係ないことだ。「うなぎは高いよなぁ」と、似た感覚で申したまでである。