
訃報に対して、ほとんどの人が当たり前のように、
●●様のご冥福を心からお祈り申し上げます
合掌
と、決まり文句を告げるが、故人の宗教・宗派により、この言葉は失礼になることがある。
冥福とは、死後の幸福のこと。仏教では、亡くなった人は49日間冥土をさまよい、生前の行いに対する裁きを受ける。生前の行いによって次に転生する世界が決まると言われている。「冥福を祈る」とは、冥土の旅を無事終えて、良い世界に転生できるように祈ること。残された親族が一生懸命祈ることで魂が浄化されるという説に基づく仏教用語であるため、神道やキリスト教など他宗教の人に対しては使わない方がよい。また浄土真宗でもこの言葉は使わないので注意が必要。
参考:はてなブログ「冥福」
冥土とは、六道のうち、畜生道、餓鬼道、地獄道の三道をいい、特に地獄道のこと(冥界・黄泉も同じ)。
六道とは、天道(天上道・天界道)、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道のこと。
参考:Wikipedia「六道」
つまり、仏教では、亡くなった人間が49日間、畜生道、餓鬼道、地獄道を彷徨い、生前の行いに対する裁きを受けたら、良い世界に行けるようにみんなで祈ってあげましょう=「冥福を祈る」ってことになるのだが、即身成仏で極楽浄土に行っちゃう浄土真宗では「冥福を祈る」必要はない。
また、自殺者は天国に行けないと解釈した宗教宗派では、冥福を祈ったところで暖簾に腕押しになる。
よって、訃報の際は故人の宗教・宗派を調べておくのがいいだろう。
通り当たり障りのない言葉
- ●●様のご訃報に接し (対し) お悔やみ申し上げますとともに謹んで哀悼の意を表します
- ●●様のご逝去を悼み 謹んで哀悼の意を表し お悔やみ申し上げます
- このたびはご愁傷様です

















