
小学校1年の秋の暮れからピアノを習いはじめた。ピアノを習いはじめたら誰もが弾いたであろう、「エリーゼのために」をはじめ、「クシコス・ポスト」「乙女の祈り」「トルコ行進曲」も弾けるようになり、その間にブルグミュラー、ソナチネ、ソナタの練習曲や、モーツアルト、ショパン、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ドビュッシー、バッハのピアノ曲からお手軽な曲も弾き、中級レベルまで腕前を上げ、将来は、リストの「ラ・カンパネラ」が弾けるようになりたい! と、今思うと浅はかではあるが、希望は高く掲げていたのだが、ショパンの「英雄ポロネーズ」も弾くことなく、音大時代の卒業演奏の曲は「軍隊ポロネーズ」だった。和音さえぶっ叩いていれば弾ける、難易度は高くない曲だったが、面白いことにピアノを習っていた頃、年に1度開催していたピアノの発表会の時、先生が1度だけ演奏をしたことがあり、その時の曲が「軍隊ポロネーズ」だった。藍より青くなることはなかったのである。
写真はピアニストのヴァレンティーナ・リシッツァ(Valentina Lisitsa)。精密機械のように素早く動く指さばきと正確さ、キータッチの強さ、音の強弱、テンポのよさ。「ラ・カンパネラ(La Campanella)」は、この人の演奏が一番好きかな。

















