昨夜は晩酌後、妻が百貨店の物産展で購入した讃岐のぶっかけうどんを食べた。グツグツと沸騰したお湯の中にうどんを投入して、時々かき混ぜながら10〜15分茹でて、どんぶりにうどんを移し、温玉とすり生姜を乗せてかき混ぜて、好みで薬味にネギや胡麻などをかけて、最後につゆをかければ、ぶっかけ温うどんのできあがり。つゆは、うどんに付属されたプラスチックの使い捨てボトル(310ml)に入っていたものを使った。世話のない料理である。
妻とふたりして、ずるずるぞぞ〜っと、うどんを1/3くらい食べた頃、わたしが、
「このつゆは、梅が入っているんだね。ずるずる」
と、聞くと、妻は、
「は? 入ってへんで。ぞぞ〜」
と、返してきた。
「だって、酸っぱいじゃん。ずるずる」
「酸っぱい? そんなことあれへん。ぞぞ〜」
では、この酸味は何を使っているのだろう。わたしは、おもむろにつゆボトルを取り、原材料名を確認したのだか、酸味を醸し出す原材料は記載されていなかったのである。妻もわたしが見ているつゆボトルを覗きこんできたが、
「ほら、梅なんて入ってないやろ」
と、うどんをぞぞ~っとおいしそうに食べていた。
しかし、納得がいかない。わたしが、原材料名を何度も何度も見直していると、そんなわたしを見兼ねた妻は、あんたの味覚おかしいわと言わんばかりに、
「私の飲んでみ💨」
と、自分のどんぶりをわたしの前に差し出してきたので、わたしは妻のどんぶりのつゆを飲んでみた。
「あれ? 酸っぱくないぞ。おれのを飲んでみろよ」
今度は妻がわたしのどんぶりを取り、つゆを一口飲んだ。
すると妻は、つゆボトルをさっと取って原材料名を見ながら、
「ははっ、あかん! うどん食べるのやめやぁー!」
と、言ったと同時に、手に持っていたつゆボトルの中身を流しに捨てたのである。
え゛ーーー、またですかぁーーー!
Σ( ̄ロ ̄;)!
(またってなんだよ😅)
妻は、つゆボトルの原材料名だけではなく、消費期限も確認していたのである。
最初、妻は消費期限の月日だけを確認して、“11.4” と記載されていたので問題なしと思ったのだが、わたしのどんぶりのつゆを飲んだ後、消費期限の年を確認したら、“14” であることが発覚したのである。
つまり、消費期限は14.11.4(2014年11月4日)。
去年じゃないか!
Ψ(`◇´)Ψ
お間違えがないように申しておくが、決してうどんやさんが消費期限切れのつゆボトルを提供したわけではない。妻が冷蔵庫に保存していた、昨年購入したうどんのつゆボトルを使っちまったのである。
冷蔵庫には、同じつゆボトルがまだ2個あったが、妻は両方のつゆボトルの消費期限を確認して、片方を流しに捨てていましたよ。1年も前の消費期限切れ製品を冷蔵庫に入れておくかね。
そして、残った1個が先日購入したうどんに付属していた消費期限が切れてないつゆボトルだったのだが、そのつゆを一口飲んだら、旨っ! このつゆで食べたかったなぁ。
ところで、なんでわたしのつゆは酸っぱくて、妻のは酸っぱくなかったのだろう。
妻が故意にわたしだけ消費期限切れのつゆを使って人体実験を試みたわけではない。妻もわたしと同じつゆボトルのつゆを使っていた。
きっと、つゆボトルの蓋を開けて、わたしは最初に自分のどんぶりにつゆをかけ、その後妻のどんぶりにつゆをかけたので、つゆボトルの上層がひどく酸味を帯びていたのではないかと推測する。
わたし:☆☆☆
妻:☆
消費期限切れと賞味期限切れとの違いは割愛するが、1年も前の製品になると、もうどちらでも同じだ。凹みに凹んだわたしであった。
わたしが妻に、
「1時間くらいしたら、身体中にボツボツボツって蕁麻疹ができたらどうするんだよ」
と、聞くと、
「そんときはそんときや。でもトイレは奪い合いになるなぁ」
と、答えたが、
「大丈夫。キミは2階のトイレ使えばいい。おれは、1階のトイレ使うから」
と、言うと、妻は、
「せやね」
と、答え、その後しばらく沈黙が続いたが、突然妻が、
「うどん、食べ直そう! 仕切り直しや!」
と、言い出したのだ。この状況下に置かれても、なお明るい妻である。
そして、さっきはぶっかけ温うどんだったので、今度はぶっかけ冷うどんにして、消費期限が切れていないつゆでいただいた。
とてもとても美味しゅうございましたっ!
その後、わたしどもの身体に異常はなかった。妻はうちらを持ち出し、
「お互い賞味期限切れだったら、平気やったんやなぁ」
と、言った。

















