サスペンダーは下着だった!?

 昨日サスペンダーを購入したことを投稿したが、サスペンダーの金具はズボンを挟んだり外したりを繰り返すと、だんだんとユルユルになりズボンをしっかり挟めなくなることは必然で、サスペンダー装着時に金具がバカになったらズボンはずり落ちることになる。わたしはその保険として、ベルトも一緒にしてもいいものかどうかをネットで調べたら、
「一緒にするものではなーい」
 と、不特定多数の識者!?からご教授いただいたが、
「サスペンダーをするときは上着を着ていること」
 と、聞いてもない七面倒臭そうな補足も賜ってしまったのである。
 むりぽ💨

 イギリス貴族の服装ルールでは、ズボンを吊るすサスペンダーは女性の靴下(ストッキング)を止めるガーターと同じ扱いの下着類とのこと。

 でも、おかしな話である。靴下は下着なのでそれを止めるガーターが下着に分類されるのは分かるが、スボンは下着じゃないでしょ、それなのにサスペンダーがなに故に下着になるんだ?

 それはね、ワイシャツが元々は下着だったから。人前で上着を脱ぎワイシャツをさらけ出すことは、遠山金四郎が桜吹雪をさらけ出すこととはまったく異なるクレージーそのものの無礼千万極まりない変態野郎行為だったのである。

 そして、そのワイシャツにひっつくようにしているサスペンダーは、
「や〜い、下着〜下着〜」
 と、周囲からいじめとも言えるバッシングをくらい、下着に分類されちまった可能性がある。サスペンダーにとっては、非常に気の毒な話である。

 むしばむ暑いときは上着が脱ぎたくなる。でも、下着を見せることになるので脱げない。そこで考えられたのが、ワイシャツもサスペンダーも隠すチョッキ(ベスト)だったのかな?

 現代において、サスペンダーは下着から脱皮したワイシャツと同じ扱いでいいんじゃないのかなぁ。オフィシャルの場を除いては上着なしでもいいでしょう! と、わたくし都合だけで体よく締めくくってみた。

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