絶妙のタイミング

 休日と言えども平日と同じく朝6時にスマホのアラームが鳴り、30分位ベッドの中で悶々として6時30分頃起床。ジジイの朝は早い。今日は風が強いがいい天気だ。しかし、インドア派のわたしは自宅で過ごす。決して引きこもりではない。

 7時から『おはよう日本』、7時45分から『さわやか自然百景』、8時から『小さな旅』、8時25分から『サキどり』とNHK受信料の元を取ろうと意固地になって見ているわけではなく、日曜日の日課として見ている。

 その後も、時代劇専門チャンネルで9時から『鬼平犯科帳』、10時から『剣客商売』を見て(今日は10時15分から)、昼からはまたまたNHKに戻り『のど自慢』、『家族に乾杯』か民放の『開運なんでも鑑定団』を見て、ここまで来るとジジイの体力では身体を労う(ねぎらう)という優しい気持ちが必要で昼寝。夕方起きて・・・そうだ! 今日は『坂の上の雲 第3部』がはじまる。見なければ!! 『EXILE魂』も見なければ、『イ・サン』も見なければ・・・と、まぁ、日曜日はテレビ三昧で一日が過ぎるのだ。

 さて、今日はこんなことがあった。
 うちは、体裁程度の門を入ると、猫の額程度の庭があり、一歩二歩三歩と前進すると濡れ縁、その内側が居間で濡れ縁とガラス戸一枚でテレビを置いてあるのだが、丁度『剣客商売』を見ていた時、古紙回収のあんちゃんが門から入って来た。

 テレビを置いてある外側の濡れ縁に置いてあった新聞紙の回収に来たのだが、あんちゃん、新聞紙の束をひょいっと肩に乗せ帰ろうとしたとき、テレビから侍の声で、
「その方、何者だ!」。
 あんちゃん、驚いたねぇ。えっ!? って、きびすを返しましたよ。

 で、続けてテレビから町人の娘の声で、
「帰って! 帰って!!」。
 あんちゃん、テレビか・・・。と、気づいたのかどうかは知らないが、頭をかしげながら出て行きましたよ。いやぁ~おもしろい光景でした。

 さて、お昼寝しよっと。

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