早いものでもう一月も終わりだ。一月は行ってしまうと言われる所以が分かるような感じがする。そして、明日からは二月だが、二月も逃げて行くと言うし、三月は去って行くと言われるからあっという間に過ぎて新年度を迎えるのだろう。
先週、救急車に乗った。これで2回目となる。前回は鼻血ブーのときで今回は頭部強打。
その日は、今の職場の同僚と飲み、かなり酩酊していたのか帰宅途中の地下鉄の階段で足を踏み外し頭部を地面だか壁だかに強打。よく覚えていないが、その後しばらく朦朧として意識があったような、なかったような。
気がついたときは改札口付近の通路脇で仰向けに寝ていて同僚と知らない男性3名が私を囲むようにして見守っていた(後日、同僚が言うには、知らない男性らは駅員だったとのこと)。
しばらくすると救急隊員がこれまた3名…4名だったかな、機敏に現れて私の状態の確認と同僚に状況を聞いていたような…(後日、同僚が言うには救急隊員は5人だったとのこと)。その頃になると意識も戻り、
「大丈夫です」
と、言ったのだが、年配の救急隊員から、
「救急車も来ていることですから、もし何かあったら大変ですから、病院へ行きましょう」
と、言われ、半ば強制的に救急車に担ぎ込まれて救急指定病院へ(後日、同僚が言うには消防車も来ていたとのこと)。救急車は出動したら空で戻ることはできないらしい。
倒れた場所が地下鉄の階段の下だったため、救急車のタンカーに乗せられたときは太もも辺りと胸部を腕ごとぐるぐる巻きにされ、身動きがとれない状態にされた。
地上に出たときはこっぱずかしかったので、死んだふりしてましたよ。
病院に着いてからも、
「帰る!」
と、駄々をこねるが、頭が痛かったのでCTスキャン検査をすることに。
結果は異常なし。会計では保険証を持っていなかったので、実費で24,600円!
「んな、高いのぉ~」
と、事務職員には絡むし、単なる酔っぱらいの親父だった。後日、保険証を病院に持参して自実費の70%を徴収。
翌日になると、右上前頭部と右膝下の痛みの他に右腕も痛いし、両指もくるぶしもまるで喧嘩をしたように擦りむけているし…一体どんな倒れ方をしたのか。
一月はついてなかった。ぎっくり腰にはなるし、ノロウイルスにはなるし…。厄年はとうに過ぎているのになんてこったい。

















