懐かしさも手伝い衝動買い

 残 暑 お 見 舞 い 申 し 上 げ ま す

 車の運転中、ラジオの『J-Pop Sakura 懐かしい』を聴くことが多い。曲は予測不可能に流れるが、昭和~平成前半の曲が多いように感じられる。したがって、知らない曲が流れだしても一度は聴いたことがあるような感覚に囚われ、番組名の通り、懐かしさが相まって耳障りにならずBGM感覚で聴いている。

 そんな先日、ノリの良い軽快なリズムの曲が流れてきて、

 ♪ 暑中お見舞い申し上げます〜

 と、歌い出し、キャンディーズの『暑中お見舞い申し上げます』とは明らかに異なるメロディーだったのだが『暑中お見舞い──』を彷彿とさせる曲だったのだ。

 そして、
「こんな曲あったんだ」
「誰が歌っているんだ?」
「キャンディーズを真似たグループか?」
「いや、これはどう聴いてもキャンディーズだろ」
 と、自問自答しながら聴き入ってしまい、帰宅してからもこの曲の正体が知りたくて、ネットで『暑中お見舞い── 歌詞』を検索したら、ヒットしたのは案の定キャンディーズの『暑中お見舞い──』だらけだったが、
“暑中お見舞い申し上げます Part2/キャンディーズ ” 😳⁉️ に目が止まったのだ。

 YouTubeで『── Part2』を聴いてみた。

 キター🎉
 ♪───O(≧)O────♪

興味がある方は、YouTubeで『暑中見舞い申し上げます Part2』で検索してください。なお、『「暑中お見舞い申し上げます」の真相!?』で検索すると、曲ができるまでの経緯が分かります。この番組、関東では無料放送していないんだよなぁ。

 キャンディーズの『暑中お見舞い──』の作詞は、かぐや姫の『神田川』の作詞を手がけた作詞家、喜多條忠(まこと)が担当した。

 ディレクターに出来上がった歌詞を持っていったら、
「実はもう1曲あるので、その作詞もお願いします」
 と、渡されたデモテープがもうひとつの『暑中お見舞い申し上げます』のちのPart2だった。

 そして、ふたつの『暑中お見舞い──』はどちらも出来栄えが良かったので、両方ともレコーディングをし、最終的にシングル版リリースされたのが先に作詞した方だった。

<暑中お見舞い申し上げます>
作詞:喜多條忠/作曲:佐瀬寿一
<暑中お見舞い申し上げます Part2>
作詞:喜多條忠/作曲:常富喜雄

 喜多條氏もはじめは、キャンディーズの解散を考えるとPart2の「別れ 寂しさ」をイメージした歌詞の方がいいのかもしれない。と、思ったようだが、これは孤独な女の子がひとり寂しく歌う曲だったので、夏歌としてキャンディーズの『暑中お見舞い──』を思い出してもらえるなら、やはり先に作詞した「恋愛中 明るい」をイメージした歌詞の方が、3人揃って歌う明るいキャンディーズにふさわしいと考えが変わり、こちらがリリースされることを願ったそうだ。

 因みにわたしは、キャンディーズファンと言うわけではなかったので知る由もなかったが、シングルA面『あなたに夢中』『そよ風のくちづけ』『危ない土曜日』『なみだの季節』の4曲までの3人の並びは左からラン・スー・ミキ。5曲目シングルA面『年下の男の子』以降は左からミキ・ラン・スーの並びになった。

 さてさて、『── Part2』はこれはこれでいい曲で、ついでにキャンディーズの他の曲『あなたに夢中』『年下の男の子』『ハートのエースが出てこない』『春一番』などなど聴いていたら、懐かしさも手伝い、ぜーんぶいつでもどこでもモバイル端末で聴きたい衝動にかられましてね。

 買っちまったよ〜『── Part2』も収録されている「キャンディーズ GOLDEN☆BEST」2枚組CD🤣

 ネットショップは、わたしみたいな衝動買いする人が、うじゃうじゃわさわさごちゃごちゃいるから儲かるのである。

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