ハチロクだよ

 ディーラーの6ヶ月点検に行ってきた。

  • ボンネット:エンジン、オイル・液類、ベルト類、バッテリー
  • 外回り:タイヤ、ライト
  • 室内:ウォーニングランプ、ワイパー、シートベルト、ブレーキ
  • 下回り:損傷有無、オイル漏れ
  • 税込:2,310円也
  • 法定12ヶ月点検時の1,000円割引券がプレゼントされた。

 点検前の見積書を見ると、23,300円!?
 なに!!
 内訳を見ると、なるほど、色々なオプションが含まれている。

「ガラスの撥水コーティングはしますか?」
「結構です」
「ワイパーは交換しますか?」
「結構です」
「エアコンの洗浄と消臭はしますか?」
「結構です」
「オイル交換しますか?」

 ん? 義父が車を乗り回していた頃、オイル交換した話は聞いたことがなく、確か7年前にわたしが1度したのは覚えている。その後、昨年だか一昨年にいつものガソリンスタンドでオイル交換したようなしてないような・・・ん〜思い出せない。

 オイル交換の目安は走行距離3,000〜5,000kmだったなぁ。月の走行距離は20〜30km。年間だと240〜360km。しないでいいと思うのだが、7年前のオイル交換時の走行距離は確か20,000km台前半だったが、今は38,800kmになってるし・・・しとくか。
「お願いします」
 と、いうことで、点検は異常無しでオイル交換を含め税込10,000円弱だった。

 さて、前回このディーラーに来た時は、店内にセリカLB2000GTが展示されていたが、今回はレビンGT APEX TWIN CAM 16(AE86型)が展示されていた。通称「ハチロク」の名で知られた車で、1990年代後半の走り屋アニメ「頭文字D」の主人公もこの車に乗っていた。(余談:わたしは「頭文字D」を「かしらもじディー」だと思っていた🤣)

 展示されたレビンを見ていると、レビンを運転したこともないのに自然と顔が綻ぶ。きっとわたしの顔はニヤニヤだったり、ニンマリだったりしていたと思う。傍から見たら「変な親父」と思われたかもしれない。

 レビンの周りを何度も何度も回りながら見ていたら、店長がやってきたが不審者と思われたわけではない。

 ドアには鍵がかかっていたが、コンパネが見たかったので、
「室内を見ることはできますか?」
 と、聞くと、店長はわざわざ鍵を取りに戻り、ドアを開けて室内を見せてもらうことができた。

 当時と今の車の性能を比較したらだんちで今の車がいいに決まっている。しかし、今の車はAT車ばかりで運転していても車との一体感がなく、アクセル踏んだら動いちゃいましたぁって感じだが、当時の車はまだまだMT車主流で、ロー、セカンド、サード・・・とギアチェンジしながら自分が車を転がしている一体感と面白みがあった。

 例えるなら、今も昔もAT車はジャイアントロボと風間大作の関係、MT車はマジンガーZと兜甲児の関係ってところかな。

 嗚呼、MT車に乗りたい。

カローラレビン(AE86型)
  • 販売期間:1983年5月〜1987年5月
  • エンジン:4A-GEU(1,587L)
  • ボディタイプ:直列4気筒、2ドアノッチバッククーペ、2ドアコンバーチブル、3ドアファストバッククーペ
  • 変速機:5速MT/4速AT
  • 駆動方式:FR
  • 乗車定員:5名
  • 全長:4,180mm
  • 全幅:1,625mm
  • 全高:1,355mm
  • ホイールベース:2,400mm
  • 車両重量:900-925kg(2ドア)
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