鱧皮丼

 夕食は久々の鱧皮丼だった。鱧皮丼は懐石料理「辻留」の3代目辻義一つじ よしかず氏が、若い頃に北大路魯山人のもとで修行をした時、魯山人から教わった料理と言われている。

 妻の姉夫婦と娘夫婦が正月に来宅した際、娘の夫が京都出身なので鱧皮丼のことを話したら知らなかった。鱧の食文化がある関西でも1度も口にしたことがない人もいるみたいだ。

 妻は「大阪大寅蒲鉾店」から鱧皮を取り寄せているが、ネットショップには掲載されていないカット前の鱧皮1枚を電話で注文している。

 理由はカット前のほうが一番太い骨を剥がす前なのでその分身が厚いそうだ。大小の骨抜きとカットの手間はあるけどね。

ごちそうさまでした。

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