
先日、テレビでバラエティ番組『くりぃむクイズ ミラクル9』を見ていたら「大人になったら使わなくなった文房具は何?」という問題があり、妻とあれだこれだと予想しながら見ていた。結果は、
1位 コンパス
2位 分度器
3位 鉛筆
4位 絵の具
5位 三角定規
6位 クレヨン
7位 下じき
8位 消しゴム
9位 彫刻刀
だったのだが、わたしが、
「短い鉛筆にサック(画像[鉛筆ホルダー・補助軸])みたいのをつけて書きやすくする道具あったよね」
と、ジェスチアーを交えて妻に話したら、
「あったね、鉛筆が長くなるやつでしょ」
と、返してきたのだ。
「いやいやいや、鉛筆は長くならないから。持ちやすくなるだけだよ」
「でも、それ(画像)をつけるから鉛筆が長くなるでしょ」
「・・・」
だから、鉛筆は長くならないの💨 ヒールの高い靴を履けば身長を高く見せることができるけど、身長自体は変わらないでしょ。それと同じではないか。ま、これ以上言うと妻が騒ぎ出すのは必定。納得できないわたしはブツクサ呟いてこの場を済ませた。
そして、しばらくしてテレビからは「この人物の愛称は?」という問題が出されたので、わたしはすかさず、
「ビッグボス(BIGBOSS)」
と、当てると、妻は、
「ああ、ビッグボトム(bottom)ね」
と、言ったのだ。
上手いこと言うなぁ。その的を得た絶妙なボケは親譲りなのだろうか。鉛筆のわだかまりが吹っ飛んだのである。

















