昨日午前11時頃、職場で右の鼻から鼻血が出たが、10分くらいで治まったので気にはしなかった。その後、12時過ぎに昼食を取っているとまた右の鼻から鼻血がタラ~。ティッシュで鼻の穴を塞ぎ食事を続けたが、塞いだティッシュが真っ赤に染まり食事がままならなくなった。お店の人も、
「大丈夫ですか」
と、心配してくれた。このまま食事を続けるとお店に迷惑になると判断し昼食は途中で止めて社に戻る。さっきと同じように10分くらいで治まったがイヤな感じである。取りあえず明日は病院に行こうと決めた。
帰宅後、いつも通りに風呂に入ってテレビを見ながら晩酌&夕食。23時頃からインターネットを楽しんでいると、翌午前1時頃また鼻血がタラ~。いい加減にしてくれという気持ちとひょっとして不治の病?なんてよからぬ事を考えながらティッシュで鼻孔を塞ぎ止血。しばらくすれば止まるだろうと思っていた。
ところが、ティッシュがあっという間に真っ赤に染まり、何度変えても一向に止まる気配がない。
寝ることにした。寝れば止まるはずである。
しかし、鼻から喉に鼻血が流れるのが分かる。
喉に流れた鼻血はゴクリと飲み込む。(血液の味は意外としなかった)
また、鼻から喉に鼻血が…。
ゴクリと飲み込む。
これの繰り返しで、出血が止まる気配が全くない。
ろくすっぽ寝る事もできないまま朝を向かえた。
朝になっても一向に止まる気配なし。
病院に行く事にした。
それも救急車で(^^;
家から病院までは徒歩でも10分かからないところなので歩いて行けたのだが、鼻血が止まらず、止血のティッシュもすぐに赤く染まり、これでは病院にたどり着くまでに何度ティッシュを変えることだろう。みっともないので救急車を呼んだのである。
Ψ(`◇´)Ψ
10分くらいで救急車は来た。救急車の中で氏名、住所、電話番号を聞かれ、血圧と体温を計った。救急隊員に、
「血圧高いですね」
と、言われたがこのときは気にしなかった。
病院は総合病院で救急指定病院にもなっているので耳鼻咽喉科がすんなり受け入れをしてくれた。朝8時過ぎに病院に着き、急患なのですぐに診察をしてもらえるものと思っていたら、通常の外来が終わってからと言われた。まぁ、1分1秒を争う生命を脅かすほどのことでもないので仕方ない。第一、救急車をわざわざ呼ばないでも歩いて来ようと思えば十分来られたのだから。
1時間半くらい待たされて診察がはじまった。診察前に血圧を計った。さっき計ったときに救急隊員から血液が高いと言われたことを思い出し、今度はどのくらい高いのか血圧測定器を見ていると、120-169と高血圧だった。休肝日もなく毎日飲んで、運動らしい運動もせず、不摂生な生活をしていた結果なのだろう。
担当医師(松居直美似の30~35歳くらいの女医)から、
「鼻血は高血圧に人に多いんですよ~」
と、少々舌っ足らずの話口調で言われた。
「それでは鼻を見ますねぇ」
と、診察がはじまったが私は終始目をつぶっていたのでどんな器具を使っていたのかは分からないが鼻の穴をほじくるように診察するのだから、細長い棒状の器具を使っているのだろう。
そんなに奥までほじくらないでと言いたくなるほど奥の細道までほじほじ探索をしていた。
「ん~、鼻の中が歪んでいますけど、鼻をぶつけたこととかありますか?」
と、質問されたが、そんな覚えはなかったので、
「ありません」
と、答えたが、そう言えば小学校6年生の時、学校で電柱の脇から斜めに伸びているワイヤーに鼻を直撃し、鼻血を出し倒れ友人に抱えられながら保健室に行ったことがあったぞ。と思い出したが面倒くさかったので訂正しなかった。歪んでいる箇所は鼻の中伏あたりでそこのところは鼻孔がかなり狭くなっているらしい。(治療後その写真を見せてくれたが確かに歪に歪み鼻孔が狭かった)
女医は続けて、
「ん~、出血しているところを探しているのですが見つからないなぁ。出血していると思われるところを焼きますね。だた、歪んだ先は器具が入らないので焼けないですね。焼くとしたら手術することになります。ただ、奥は(歪んだ先の鼻孔)きれいなのでここから出血していることはないと思います」
と、言いながら、まず麻酔を湿らせたガーゼを私の鼻の奥へ丁寧に突っ込む。女医は、
「少々痛いですけど我慢してくださいよね。男性って結構痛がるんですよね。女性はそれほどでもないんですけど」
と、治療には関係ないを言ってた。
しばらくしてガーゼを抜き取り、出血しているであろう箇所をパチパチと焼きだした。どんな器具なんだろう。おそらく工場で鉄をジリジリと接合する時に使う道具に似ているのだろうか。言われるほどの痛みはなかった。ただ、鼻毛も一緒に焼かれているのだろう、タンパク質の焦げる臭いが少々不快だった。
焼き終わった後に脱脂綿で鼻孔を塞ぎ治療は終わった。治療が終わってから30分くらいたった頃、総合窓口で診察料の会計を行う。さぁ帰ろうとしたとき、あらっ!?右の鼻から鼻血がタラ~
再び耳鼻咽喉科へ。あたりまえだがさっきの女医が再び担当。
「焼き切ってないって感じだったのよねぇ」
と女医。中途半端はやめて最初から焼き切ってくれればよかったじゃないかと思った。と同時にこの先生で大丈夫なのかと一抹の不安を感じる。焼き切った後、
「15分くらいたったら様子を見ますので待合室にいてください」
と、言われ待合室で倍の30分待機し様子を見て、わたしも女医もさっきよりいい鼻の塩梅に感じ、一応ほっとして正午過ぎに帰宅した。
ところが、トイレに入りひと糞していると、またもや鼻血がタラ~。どー言う事だよ、松居直美似の女医さんよぉー。
病院まで10分もかからないところだが、これからまた病院にいくのも億劫だったので、取りあえず、処方箋通り購入した止血の薬を飲む。
鼻血は一時的なものだったのか、今は出てこないが相当不安をかかえながらこのログを入力しているわたしだった。

















