
今日は昨年と同様に、妻とうなぎを食べに成田の名取亭へ行ってきた。京成成田駅から参道に入り、行列が出来ている川豊、菊屋、近江屋、駿河屋を横目にささっと通り過ぎ、成田山新勝寺でお参りをして成田山公園を抜けて名取亭に入った。
熱燗6本、肝焼き、鯉の洗い、鯉こく、落花生豆腐、焼鳥(串なしで大きいのでふたり一皿で十分)、うな重(三河一式産)を楽しんだ。
肝焼きはふっくら柔らかく、うな重は1年ぶりに舌鼓をうつ旨さだった。
仲居さんが、鯉の洗いを持ってきたとき、一皿分より少ないことを告げてきた。
そして、足りない分はこれから鯉を捌くので少々お時間がかかるがお待ちいただくか、代わりに鯉こくをお出ししますと、言われたので鯉こくをサービスでいただくことにした。
ちょっとくらい少なくても何食わぬ顔で、そのまま一皿分として、お客に提供するお店が多いが、名取亭ではそのようなことはしないようだ。帰り際に板前さんと話しをしたが、「料理人として、ごまかすことが嫌いなんです」と、言っていた。プロフェショナルだ!
また、妻が仲居さんに、
「明日は結婚式記念日なんです」(結婚記念日は元日)
と、言うと、仲居さんはそれを女将さんに伝えたらしく、帰りの会計時、女将さんから、
「お花を用意しましたから」
と、サプライズプレゼントを頂戴した。仲居さんの気配りと女将さんの心配りに頭が下がります。ありがとうごさいます!
( ◠‿◠ )
お店を出た後、妻曰く、
「記念日だと言えば、なんか一品サービスしてくれるかなぁと思っていたら、まさかお花をいただくなんて思っていなかった。ははは」。妻のような人のことを、転んでもタダでは起きない性格と言うのだろう。
帰りも参道を通り、京成成田駅へ向かっていたら、あらま! これからお参りに行く旧友家族とばったり会った。あけましておめでとう。今年もよろしく。


















