豆乳を作る

 20代後半から牛乳を飲むと1時間後には下るようになった。原因は乳糖不耐症。牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が不足または機能低下すると下るようになる。ヨーグルト、チーズ、バニラアイス、牛乳のソフトクリーム、マックシェイクバニラなどの乳製品は平気なのにね。因みに成人の乳糖不耐症の割合は日本人は70〜90%、欧米人は20〜30%みたいだ。

 わたしは牛乳に変わる飲み物として毎日豆乳を飲むようになっていた。しかし、妻は豆乳を好まない。妻も生前の義父母も牛乳を飲んでいた。故にここ10年、わたしの飲豆乳量は大幅に減っていた。


 数日前、居間にひとりでいると、テレビでは「SOYRICH(ソイリッチ)」のテレビショッピングが放送されていた。この手の番組は商品を大げさに持ち上げるが、それでもそそるものがあった。

  • 無調整豆乳が作れる
    市販の無調整豆乳は大豆をすり潰して絞ったもの。SOYRICHで作る豆乳はまるごと大豆を使うので、おからの栄養も含まれている。
  • コスパがいい
    豆乳1杯200ml、大豆、水、電気代を含めて19円。
  • 生活習慣病の改善が見込める
    血圧を下げる大豆たんぱく、悪玉コレステロールを下げるレシチン、血糖値を下げる食物繊維など市販の豆乳より栄養価が高い。

 そういえば、わたしが高血圧で定期的に内科通院するようになったのは結婚してからだ。ひょっとして豆乳を飲まなくなったから?

 急にSOYRICHが欲しくなった。でも勝手に買ったら妻がなんていうか・・・。
 と、その時妻が居間に入ってきた。

 わたしは無言でテレビを指差さした。すると妻は、
「ああ、ソイリッチね」
 と、言ったのだ。
「知ってるの?」
「知ってる」
「・・・欲しい」
「いいよ」

 おー٩(˃̶͈̀˂̶͈́ )و‼︎ 瞬時で交渉成立。

 妻も豆乳が飲めないわけではなかった。市販の豆乳は豆臭いからイヤと言っていた。現に豆腐も納豆も食べる。湯葉になるとよろこんで掬って食べている。妻はハヤシライスの件といい、ちょっと面倒くさい味臭覚の持ち主だ。


 昨日、SOYRICHが届いた。早速豆乳を作ることにした。メーカーに大豆80gと水800ccを入れて調理開始。30分でできあがり。

 あっつあつの豆乳をカップに入れて飲んだ。
「どう?」
「うん、豆臭くない。飲める」
 問題ないようだ。

 今朝もSOYRICHで800ccの豆乳を作った。今度は冷ましてから200ccずつ飲んだ。そして昼には妻は、「いらない」と言ったので、残り400ccをいただいた。独身時代は毎日600〜1,000ccは飲んでいたので大したことはない。これからも毎日飲み続けることにしよう。これで生活習慣病ともおさらばだ。

 なお、SOYRICHは豆乳の他に、かぼちゃスープ、スムージー、甘酒、アーモンドミルクなども作れる。

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